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自分の“うんち”を見る

皆さん、毎日自分の“うんち”、見てますか?

腸内細菌の重要性が一般的になりつつある昨今ですが、当院では開院当初から、トイレでうんちの啓蒙活動を行っております。

改めて、うんちの何が重要かをお話しします。

うんちを見れば体調が分かる

言葉を話せない赤ちゃんの体調管理は、“うんち”を見て行いますよね。

うんちを見ることで、分かることはたくさんあります。

うんちの中身と腸内細菌

健康な人の“うんち”は、80%が水分で、残る20%のうち

といわれています。

このうんちは、腸内細菌が作っているといわれていて、腸内細菌バランスが良いと、良いうんちが出る。

逆に言えば、良いうんちを作るためには、良い腸内環境を作る事が大切なのですね。

参考:『うんちは、カラダの大事なお“便”り』

腸内フローラに花を咲かせましょう!

「フローラ」とはお花畑を意味し、細菌類がバランス良くあると、色鮮やかにきれいな細菌類の集落ができるようです。

細菌をバランス良く増やすためには食事と水分補給が重要ですね。特に以下の物に注目しましょう。

1.大根・こんにゃく・ところてんで腹の掃除

便の材料となる食物繊維ですが、多く含まれる食品を取ることで腹の掃除ができます。

日本には大根・こんにゃく・ところてんなど、食物繊維を含めた食品がたくさんあります。

特に水溶性の食物繊維を意識して、毎日の食事で『腹の掃除』をしましょう!

2.納豆・ぬか漬け(日本の発酵食品)

日本の発酵食品には、乳酸菌・納豆菌・酪酸菌など、お腹に必要な菌がたくさんいます。

その中でも特に、納豆に含まれる納豆菌はすごく、腸内環境を整えてくれます。

また、最近ダイエット菌として注目されているのは『酪酸菌』ですが、私が学んでいる構造医学では、数十年前から腸に重要な菌として注目し、取り扱っています。

納豆が苦手な人は、ナットウキナーゼのサプリなどでも良いと思いますので、日本の発酵食品で菌活しましょう!

3.オリーブオイルの活用

健康に良いと言われるオリーブオイルには、便通改善と抗炎症作用があります。

一般医学でも、オリブ油として便通ケアや肌ケアに使用していますが、油がコーティング剤として、肌や腸壁の保護をしてくれるそうです。

また、食べたときの「喉がピリピリ」とするのは、良いオイルの印で、イブプロフェンと同じ抗炎症作用があるようです.

納豆とオリーブオイル最強説

納豆とオリーブオイルを一緒にとるのが、当院のオススメです。

両方ともクセがありますが、意外と一緒に食べると、クセを緩和することができます。

苦手な方も、一度は試してみる価値があり!

当院の患者さんも、これだけでも便通改善している方がいます。

以上、“うんち”を見ることが健康に繋がることは、なんとなく分かったと思いますが、これが、開院当初からトイレで啓蒙活動を行っている理由の一部です。

皆さんも、毎日自分の“うんち”を見ましょう!!

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