冬の養生法

冬になると、風邪やインフルエンザが増えますね。

昨今では、気密性の高い住宅に住み、車で移動をして、暖かい洋服を着て生活していますので、体の寒さへの体制は無くなってきています。

当院は整骨院ですから、風邪やインフルエンザの病気に対して薬の処方は出来ませんので、風邪を引きにくい体作りと考え方、養生法のお話をさせて頂きます。

風邪とは

昔から「風邪は万病のもと」といわれています。

肺炎や脳炎、髄膜炎などの重い病気の引き金になったり、肩や腰、膝などの急激な痛みや、炎症あるいは、強い筋肉痛や神経痛なども、引きおこすこともあります。

この厄介な風邪の原因の大半は、ウイルスの感染によるものです。

風邪を予防するためには、ウイルスに感染しない抵抗力を普段から身につけておくことが大切ですね。

過剰な疲れの回避

過剰な疲れがあると、風邪やインフルエンザの罹患率が上がります。

日頃から仕事や人間関係で疲弊している人は、 『免疫力の低下』を引き起こして、ウイルスに対抗できない事があるんですね。

インフルエンザや風邪が流行っても、なる人とならない人がいるのはこのためです。

疲労を感じる方は、適度に休みましょう。

仕事を休めない方は、朝晩の体操として、先ずは目をつぶって長ーくゆっくり息を吐き出しましょう。

気力と体力

疲労があっても、実は『気力』があれば免疫力は維持できます。

気が張っているときは体調を崩しにくいですが、気が抜けた途端に風邪を引いたりしますね。しかし実は、体力が無いと気力は持ちません。

普段から体を鍛え、英気を養いましょう。

体力が充実していると、自然と気力に満ちてくるんですね。

先ずは、『“少し疲れる”くらいのウォーキング』をしてみましょう。 こなれた動きだと体力はつきませんが、過剰な疲労は免疫力を低下させますので、

”少し疲れる”がミソです

症状が出ても過剰に恐れない

咳が出る。鼻水が出る。熱っぽい。

風邪の前駆症状ですね。

この時に、過剰に恐れてしまうと、実は体の働きは正常に動きません。

咳は、気管の異物や、炎症熱を体外へ出すために発生するものです。鼻水は目や鼻の炎症を冷やし、洗い流すための、洗浄水になります。 熱は、身体の免疫機構を高めて、ウイルスに対する抵抗力を強めます。

それぞれの風邪の症状は、風邪のウイルスに対抗するために身体が持っている大切な武器なのですね。

お医者さんは、 「過剰に症状が出ると体へ負担をかけてしまう」もしくは「仕事へ行くために症状を抑える」などの理由でお薬を処方して下さいます。

過剰に恐れず、自分に必要な対処を行いましょう。

先ずは頭を冷やす

自宅でできることとすれば、先ずは「頭を冷やす」ことです。

ウイルスと戦うために上げた体温ですが、上がりすぎると自分を攻撃します。

高めた体温が冷えないように、体は保温し、上がりすぎないように頭は氷枕で冷やしましょう。

風邪は身体の抵抗力が無くなっていることを知らせる有難い警告です。そんな時は無理をせず、ウイルスぐらいに負けてしまう程弱ってしまった身体を、どうか大切にいたわってあげてください。

※アイスノンや保冷剤などは、冷凍庫の温度を保ってしまいます。タオルで巻いても安全な温度管理は難しいので、必ず氷水を利用するようにして下さい。

骨盤・背骨専門機関【つくば市桜のまちの整骨院】

とも整骨院



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ABOUTこの記事をかいた人

自身の、分離症をはじめとするケガや痛みが多かった事がきっかけで、同じように体の問題で悩んでいる方の手助けをしたい一心で、施術家になりました。 つくば市桜の整骨院として、院内の施術だけでなく、『商店会』および『まちづくりの会』の活動も含めて、地域の方々の健康に寄与できるように活動しています。 ・柔道整復師(国家資格) ・地球環境問題医療者会議会員 ・日本構造医学会員 ・杏林予防医学研究所アカデミー中級講座修了 ・テクノパーク桜商店会会長 ・テクノパーク桜まちづくりを考える会会員