梅雨時に体調が崩れるメカニズムとその対策

関東も梅雨入りしましたね。この時期は、湿度の不快感はもちろんですが、体の調子が崩れやすい時期です。

なぜか?

原因の1つは「気圧の問題」です。

 雨が降るときは低気圧

「気圧」とは「空気の圧力」のこと。

天気が崩れているときは、低気圧の時です。

つまり、空気の圧力が弱まっているという事。

 

体は常に、1気圧という空気の圧力で支えられています。

この圧力が弱まると、体の支えが弱まってしまうので、体は膨張します。

 

ボディースーツやコルセットなどで体を締め付けた後、しばらくして外すと体がゆるみ、姿勢が保てなくなりますよね。ちょうどそんな感じです。

※当院ではボディースーツもコルセットも、体の機能を低下させるためにおススメはしていません。

 低気圧の時は体が膨らむ

体が膨張するという事は、皮膚が外に引っ張られていると同じ状態なので、風船が膨らんだような状態ですね。

体の支持機能も低下するので、バランス感覚も崩れます。

 

また大きな問題としては、体が引っ張られることで起こる”ひずみ”

例えば、オペの傷跡などの実際に傷のある所は、引っ張られれば、そりゃ疼きます。

腰痛や膝の痛みのある方であれば、弱っている所が引っ張られる訳ですから、痛みが強くなるのは必然です。

気圧に負けない体を作る

 低気圧に限らず、人の体は”引っ張られる力”に極端に弱く作られています。

低気圧の時期に、いつも体調が崩れる、痛みやしびれが強くなる人は、その引っ張られる力に負けない体を作ればいいんです。

1.ウォーキング最強論

1つは良く歩くこと。

体をまとう空気の圧力が弱まって症状が出るわけですから、逆に圧力を加えればいいんです。

一番体に適した圧力が、「歩くときの圧力」

毎日適度にお散歩をすることで、低気圧に負けない体を作りましょう!

※酸素カプセルは高気圧カプセルでもある為、効果てき面ですよ(^^♪当院にはまだありませんので、他をあたってください( ;∀;)

2.アイシング最強論

もう一つは冷やすこと。体を冷やすのではなく、体の弱いところを冷やす。

温めると膨らみ(陰圧傾向)、冷やすとおさまる(陽圧傾向)のが物理的な原理原則です。

つまり、膨らんで痛むわけですから、冷やすのが正解です。

※低体温症の方は、体温管理に気を付けてください。

 

大切なのは、自分の体が今どういう状態にあるのか知ることです。

しっかり自分の体と向き合い、対策をとっていきましょう!

とも院長

骨盤・背骨専門機関【つくば市桜のまちの整骨院】

とも整骨院



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ABOUTこの記事をかいた人

自身の、分離症をはじめとするケガや痛みが多かった事がきっかけで、同じように体の問題で悩んでいる方の手助けをしたい一心で、施術家になりました。 つくば市桜の整骨院として、院内の施術だけでなく、『商店会』および『まちづくりの会』の活動も含めて、地域の方々の健康に寄与できるように活動しています。 ・柔道整復師(国家資格) ・地球環境問題医療者会議会員 ・日本構造医学会員 ・杏林予防医学研究所アカデミー中級講座修了 ・テクノパーク桜商店会会長 ・テクノパーク桜まちづくりを考える会会員